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【 所沢市F様邸:2008年12月20日竣工 延床面積310.76u】


「ハレ(晴れ)とケ(褻)」

日本人の心に伝統的に根付いているものに「ハレ(晴れ)とケ()」という概念があります。「ハレ」は祝儀や祭事など非日常性を、「ケ」は毎日の日常生活を表します。 日本人はお正月などの祝いの時には晴れ着を着、少しかしこまって挨拶をし、普段は使われない器で食事をするなど「ハレ」と「ケ」の違いを重んじてきました。現代生活では大分あやふやになってきましたが、その時の節目節目で「ハレ」を意識するのは背筋がシャキッとするような気持ち良さを感じます。

 住宅にも「ハレとケ」があります。お客様をお招きする公的意味合いのある「ハレ」の空間と日常生活が営まれる私的な「ケ」の空間です。F様邸はお仕事柄お客様が多いので、お客様をおもてなしする「ハレ」の場を2世帯の家族が健やかに日常をおくる「ケ」の空間とは区別して設けました。




木製の大きな扉を開け広めの玄関に入ると右側にギャラリーコーナーが見えます。


« 季節の飾り物を飾ってお客様をお迎えするコーナーです


« 海のような深い色合のタイルを貼り、タモ材の
3.5mのカウンターを取り付けました

ギャラリーコーナーから南の庭を臨む明るい客間へとつながっていきます。「ハレ」の空間です。ゆったりと内装にもこだわり、お客様の心地良さを第一に考えた場です。

« 約20帖の客間です。ギャラリーと同じタイルを貼り、くるみのムク材で造った家具を置きました。みがかれた木の光沢と木目が味わい深いですね

中央にあるのは、蓄熱暖房機です。深夜電力で内部にあるレンガに蓄熱し、昼間放熱をします。穏やかな暖かさの気持ち良い暖房機です


« 右側の掃出窓からは広いデッキに出られ、南側の庭を楽しめます。正面の窓からは坪庭を眺めることができます

 


客間の東側に坪庭をはさんで離れがあります。ここは床の間をあつらえた和室です。茶室のような清楚な雰囲気です。ここもまた、日常生活を離れた「ハレ」の空間になります。
仕事で大忙しの施主様が落ち着いた、昔懐かしい時間を過ごせたら良いなという思いでデザインしました。掃き出しの障子を開けると、もみじなどが植えてあります。濡れ縁に足を延ばして草木の成長を眺めたりしたら気持ち良いなと思います。


« 離れは6帖の畳に、ひのきの板をL字型に張りました。
床柱は、さるすべりです。 どの向きに取り付けるか大工さんと試行錯誤してこのように決まりました。障子は草が風になびいているようにと造ってもらいました。草の部分は少し赤みのある秋田杉です

« 坪庭から離れの和室を見たところです。主屋はアイボリー色のタイルですが、離れは和の趣きのある黒っぽい細長のタイルにしました。入口の襖はすっきりとするように縁のない太鼓張にと建具屋さんにお願いしました

 


 

 

 

 

玄関に戻り、今度は逆に左側を見ると五角形に縁取られた少し狭めの入り口があります。そこを通ると階段やキッチンのある「ケ」の空間にはいります。この入口が「ハレ」と「ケ」を分ける働きをしています。こ こを境に気持も切り替わるような気がします。


« 1階のキッチンは真白なアイランド型です


« キッチン隣りにある家事室です。左側は洗濯機置き場、右側には保冷庫 (クルム)があります

内温度10℃に設定されています。

 



2階・3階は、広いLDKを中心とした家族のための空間になります。

« 収納いっぱいのキッチン をオーダーメードで取り付けました。「台所に立つと富士山がよく見えるのよ」と施主様は喜んでいらっしゃいます
手前の収納棚にはお仏壇が納まるようになっています


« 正面のテラスドアから離れの屋上にでられます
広いバルコニーになっていて、良い季節のランチや夏の花火など楽しめそうですね

« 家族のための リビングです。
屋根なりの斜め天井で杉の板張りにしました。2つの大きな窓は南側にむいていて、すばらしい見晴らしになっています。良い眺めを楽しむために窓を低い位置につけましたので、落ちないよう手すりをつけました

« 手すりは鉄製です。鉄工場で作ってもらい、塗装をして、麻ひもを巻きました

« 親世帯の寝室です。 休む時間が違うので、間に棚を置きました
正面の壁には、吸湿性にすぐれたINAXのエコカラットを貼りました

 

« 寝室の隣りにある、ウォークインクロゼットです。空いている所には 、お手持ちのタンスが入ります

« 若夫婦の寝室です。天井の梁を現しにしました。 高窓から朝日が入ります
北側には書斎とウォークインクローゼットがあります

« 3階の予備室です。3枚引戸のクローゼットが2ヶ所あります





 



1階から3階まで各階にトイレを設けました。
1坪近いゆったりとしたスペースに床から天井までの細長い窓から明るい外光が入ります。
手洗いの壁には、水はねによる汚れを考えてタイルを貼りました。
タイルを階ごとに変え、その階の雰囲気を出しました。 

1階トイレ
↓左:1階の浴室隣りの洗面所にあるトイレです。浴室と同じタイルを壁に貼りました。
↓右:1階にあるお客様専用トイレです。黒字にいぶし銀が入ったような重厚間のあるタイルを貼りました。

   

 2階トイレ
« 家族が使われるので、爽やかで明るいペパーミントグリーンにしました


3階トイレ
« 若い世帯のためのトイレです。他階より広めのシンクをつけて洗面なども出来るようになっています。モダンな色合でコーディネートしました
 

 

 

 

 


 


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